ゼーガペインゆる解説(2話)

分からない作品って色々な方向性があって、
「世界観が分からない」
「主人公の置かれている状況が分からない」
「用語が分からない」
といったことが主に足を引っ張ってしまうと思うのですが、
もっと大雑把に言うと「どうやって楽しめばいいのか分からない」ってことだと思うんですよね。
どうやって見るのが正解なの? どこに注意したら面白いの? という。

ゼーガペインはロボットアニメと銘打ちながら、特に作品前半では戦闘シーンがサクサクと終わってしまったり、
音楽は、OP・ED・BGMともに熱血やサイバー感よりは儚げな印象だったり。

どうやって楽しめばいいのか……という話ですが、前半は人間関係や、キャラが何を考えているのかに着目するのがいいんじゃないかと思っています。
知らない用語やSF要素ばかりでそれどころではない! という方もいらっしゃると思うので、できるだけそちらのフォローもできたらいいなと思っています。
それでは本題へ。



【entanglement 02 セレブラム】

OP。
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カミナギ、自転車、夕陽に舞うアルティールが初お披露目です。
OPの最後の海と空が映るところ、カメラワークが急なんですよね……。
CG技術が発展途上だった頃の作品なのでこういったところは目を瞑っていただければと思います。今の技術でリメイクしてほしいなぁ……。


シズノ「信じてるわ、キョウ。また会いましょう……」
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キョウ「なんで……あり得ねえ」
1話のプールの続きから。
シズノはまた姿を消してしまいます。

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トミガイ「本日も成果なし。謎の美少女はいずこに……」
カミナギ「2年にも3年にもそんな転校生いないって言うし……」
カミナギ「これだけ捜していないんだもん。やっぱりキョウちゃんの夢?」
キョウ「夢なんかじゃねーよ。お前だって見たろ? 俺のうちが、ピカっと光って……」

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さっきまで正常に動いていた時計の針が痙攣したようになる。
カミナギ「何度も言ってるじゃん。知らないよ?

えっ?
光に気付いたのはカミナギだったのに……?

キョウ「聞きてぇことは山ほどある。消えちまったのが一番、意味分かんねぇ!」
キョウが視聴者の気持ちを代弁してくれてよかった。
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痙攣を続けていた時計の針が……戻った。
怖い。やっぱりホラーかもしれない。
シズノと再会できたのに、周りはやっぱり知らないと言う。
一歩進んで一歩下がる、前に進めていない感じ。時計とリンクしていますね。


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ソゴル・キョウ、絵が下手。


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再び時計が9時5分頃から戻る。
カミナギとトミガイが消えた。

これもキョウの見ている夢なのだろうか? それとも……
1話シマ「しばらくは続きそうだね。不安定な状態が……」


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クラゲ。2話は化学の試験でした。
早めに提出された試験は「優秀」だったそうで、キョウの隠れ高スペックさがうかがえます。


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ミズサワ「まだ、いもしない女の子を探しているんだって?」
ミズサワ「どうしちゃったのー。ひょっとしてあれかな。見せたいの? 水泳部復興のために頑張ってるとこ」
キョウ「んなんじゃねーよ」
ミズサワ「じゃあ、なに?」
キョウ「……」

人違いで声をかけてしまうほど張りつめているキョウ。保健室で相談しています。
悩みを言わずとも、「頑張りすぎている」ことは伝わっているようです。さすが保健室の先生。
時計の針が戻る。


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ディータ「偵察中のルーシェンから送られてきた映像です。未だ、新たなデフテラ領域発見には至ってません」
ミナト「コアは、まだデフテラ化していないってこと?」
シマ「ゼーガタンクは?」
ディータ「カラドリウスは現在、ゼーガペインガルダ後方3000の地点です」
シマ「ゼーガタンクからQLチャージ。探査時間を延長する」
フォセッタ「了解」

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フォセッタ「ゼーガペインガルダへ。500QL、送ります」
メイイェン「よろしく」

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メイイェン「QLチャージ、完了」
ルーシェン「探査を続行する」
リチェルカ「ゼーガタンク、帰還します。頑張ってくださいね」

……
人間関係や、キャラが何を考えているのかに着目するのがいいんじゃないかと思っています。
待て待て待て待て。
知らない用語やSF要素ばかりでそれどころではない!!
何をしているのか、順番に説明します。

***
まず、機体です。
この作品で登場するロボット兵器は【ホロニックローダー】と呼ばれています。
1話でも少し説明がありましたが、ゼーガペイン
【光装甲】(ホロニックアーマー)
を纏っています。
だから透明で輝いているというわけです。
ホロニックローダーにはAIも乗ることができますが、この作品のAIの性能は人間のパイロットには劣るとされています。

ここでは出てきませんでしたが、1話でキョウとシズノが乗っていた緑色のがゼーガペイン・アルティール】
名前の由来はわし座のアルタイル、彦星です。

紫色のがゼーガペインガルダ。今回の搭乗者はルーシェンとメイイェン。
アルティールと同じく戦闘も行えますが、隠密の機能(5話で詳しく)やデータ処理能力に優れています。
今回は機体性能を活かして、偵察任務を行っています。
名前の由来はインド神話の神鳥。人々に恐れられている蛇や竜を退治してくれることで崇められています。

青くて小さいのが【ゼーガタンク】。別名ゼーガペインカラドリウス通称と別名を同時に呼ぶな! 混乱しちゃう!!
1話でルーシェンとメイウーが乗っていたのもこの機体です。色が黄色だったので、何機かあるのかな。
今回の搭乗者はAIのリチェルカとフォセッタ。普段発進時に聞くオペレーターの声は大体この2人です。
補助で使われることが多い小型の機体です。QLを多く積載できますが、光装甲(ホロニックアーマー)がありません。
今回はガルダへQLを補給していました。QLについては後述。
カラドリウスローマ神話の神鳥。人の病を吸い取ると言われています。

【QL】は、ホロニックローダーが活動するためのエネルギーです。
Quantum Loaded Energyの略で、量子のエネルギーなんだそうです。
移動やシステムの他にも、攻撃、防御、飛行などあらゆる面で使われています。
圧縮して他のホロニックローダーに受け渡すこともできます。

【デフテラ領域】【デフテラ化】も大事なキーワードですが、詳しくは3話で。
***


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レムレス「やはり、セレブラントの不足は深刻な問題です。せめて彼が復帰してくれたら……」
ミナト「シズノの考えを支持するの!? 彼女が干渉した影響で、舞浜サーバーのシステム環境が乱れているのよ!」
シマ「イェルの移動許可は、一時凍結する。つまり、新たに幻体を回収するほうが、話は早いということだ」
シマ「散会する」

***
セレブラントは、ざっくり言うと戦力になる人のことです。

【イェル】【ミサキ・シズノ】のことです。
「通称」と「別名」での呼び分けがここでも。

【幻体】についてもこの後の話で詳しく。


ここで大きく映っているAIのレムレスは艦長です。
「舞浜サーバー」。1話でも「東京サーバー」が出てきましたが、一体なんなんでしょう。
1話シズノ「環境が整備されてから会うつもりだったんだけど……」
***

こういったパート、初見では「雰囲気で見ていればいい」とは思いつつも、機体の見た目と呼び名が一致しないとだいぶ置いてけぼりにされた感じになってしまいますね。
私も初見は聞き慣れない単語が多く、「????」なシーンでした。



ミズサワ「とにかく、悩み事があったらいつでも来なさい」
キョウ「へーい。あざーっす」

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時間が戻り、目の前のミズサワが消える。


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どんよりと曇った心を晴らすように、プールに来たキョウ。


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泳ぎ切ると、チンピラ三人組が待ち構えていました。


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バレーボールを持っているミズキ。ユニフォームまである。


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カワグチにタイマン(※一対一)を申し込まれるキョウ。しかし、一方的に殴られます。
ミズキ「なに、殴られてんの」
カミナギ「中坊の時からの因縁」
カワグチ「……行こうぜ」

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カワグチ「わざと殴られやがって」
ウシオ「泳ぎ以外にマジになる気はねぇってか」
ハヤセ「確かに、いいタイム出してたな……」

カワグチとつるんでいながらも、キョウをよく見ているハヤセ。
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ミズキ「『わざと?』」
トミガイ「ソゴルくんのせいで、チームがバラバラになっちゃったんだ」
ミズキ「え?」
カミナギ「メドレーチーム。……全部受け止めちゃうから、辛くなるのに

キョウたちは水泳のメドレーチームだったんですね。
「キョウがしたこと」の噂はトミガイも知っていました。

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キョウ「訳分かんねぇ。どこにいるんだ、ミサキ・シズノ!」
シズノ「……! 開いた……」

キョウの額に丸い光が現れ、応答するようにシズノの額にも現れます。


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探査中のガルダが接敵。
ガルダの隠密がウルヴォーフル(敵メカ)によって攪乱、無力化されています。

1話でのゼーガタンクの際も、QLが不足していて敵に対応できなかったルーシェン(アルティールに助けられました)。
ここでも敵に発見され、「また繰り返しか……イラつかせてくれる」と感情を露わにしています。
メイイェンは何かを気にしているようで、反応が一瞬遅れています。


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天井が高く、高低差のあるオケアノス司令室。この時期の作品に多い造りですね。
ルーシェン「シズノはそこにいるのか?」
シズノ「ええ」
ルーシェン「このままでは埒が明かない」
シズノ「賭けてみる?」
ルーシェン「そうだな……」

シズノ、1話でもキョウのことを「賭け」と言っています。彼女にとっては信頼できるということでしょう。


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キョウ「前に……前に進みてぇんだよ俺は!」
一心不乱に泳ぐキョウに、進まない時計が重なる。2話の作劇が上手いポイント!!
「バグっぽい」「なんかおかしい」ことを表すだけの演出なら、時計の針は急に先に進んだっていい。実際にはそういうこともあったかもしれませんが、ここでは描かれていません。
前に進めない、だけど進みたい。そのために、何度も時間が戻ってしまう場面を入れて印象付けていたんですね。
♪時が戻ったら 時が戻ったら 時が戻ったら……(前回もやったな)(2話で初めて流れます)



主に用語解説のせいで既にたくさん書いてしまいましたが、ここからBパートです。
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シャワーシーンで急に現れるアルティールとシズノ。
なんでびっくり演出なんだ。なんで裸なんだ。裸は校則違反よ!
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シズノ「約束したでしょ。世界を救ってくれる、って。PRビデオ、出る代わりに」
キョウ、目線が低い。


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タルボ「セレブラントモードにシフト。デュプリケーション、チェック開始」
リチェルカ「データ回避(?)。CHIP喪失率0.6%」
フォセッタ「左わき腹、および顔面にドライダメージ。自己修復可能な値です」

声を聞き分けるのが苦手なのでセリフの担当が正確に分からず。間違っていたらごめんなさい。
物理的なダメージをドライダメージと呼びます。カワグチに殴られた時の傷ですね。

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初めてのパイロットスーツ。前回は部屋着のまま。

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キョウ「ここは……」
シズノ「セレブラムの飛行母艦、オケアノスよ」
キョウ「で、ここがゼーガペインの格納庫ってわけか。へえ、本格的なゲームだなぁ

1話で「ゲーム」と説明されて「ありえねぇ」と反応していたキョウ。
だいぶ順応しています。


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シマ「転送を許可した覚えはないぞ」
シマ&ミナトと、こちら側で初めて遭遇。
シズノ「ルーシェンから支援要請があったわ。セレブラムの仲間として放っておける?」
キョウ「セレブラム……?」
シズノ「チーム名よ。私たちの」

キョウ は 「オケアノス」「セレブラム」 を 覚えた!
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メイウー「私からもお願いします。このままでは、ルーシェンとメイイェンが戻るに戻れません!」
シマ「……下手な芝居だ」

ミナト「リハビリのつもり? できるの? 彼に」
キョウ「できるもなにも、第1ステージはクリアしてるぜ! 生徒会長!」
シマ「生徒会長ではない。ここではセレブラムの指揮官、オケアノスの司令だ」
キョウ「はぁ? そういうノリかよ」

この「司令」としてのシマの話し方、性格をよく覚えておきましょう。
ミナト「彼は遊びのつもりです! 転送がどれほど危険か、時間内に戻らなければ命にかかわるっていうことを、分かってません!」
シマ「……分かればいいというものでもないが、な……」

ミナトが何やら恐ろしげなことを言っています。
QL残量に気を配らなければいけないのは命にかかわるからなんですね。
キョウ「なにが……危険だって?」
シズノ「転送チャンバーに移動するわ」

強引に話を逸らすシズノ。シマといい、事情を知っているのに不親切な気もしますが……?


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出撃バンク。
レムレス「ゼーガペイン、転送」
シズノ「了解」
キョウエンタングル!!」
シズノ「……!」
キョウ「……だったよな!」

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どや。


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今回は初めからランチャーを使います。でもやはり外し気味。

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アルティールが敵を引き付けたおかげで任務に戻れるガルダ
尚も弾を外し続けるキョウ。
ミナト「また……繰り返すの?」
シマ「……」

確かに1話でも外していましたが、他にもなにかありそうな言い方だ……。


ウルヴォーフルを全て撃破すると、アンヴァールが接近。
シズノ「ランチャーに回せるQLが残り少ないわ」
キョウ「問題ねぇ!」
アンヴァールを引き付けたまま長距離を移動。
シズノ「どうしようって言うの?」
キョウ「喧嘩はサシ(※一対一)でやるもんだ」

相手は3機。プールでの喧嘩との対比になっています。
シズノ「ふざけないで!」
キョウ「マジさ。こっからは!」

今まではマジじゃなかったのかよ!!
「遊び感覚」であることが現れているシーンです。
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眉間に意識を集中。呑み込みが早い。


アンヴァールを1機ずつ撃破していきますが、最後の1機で弾が撃てなくなります。
キョウ「弾切れ!? 刀! いや……」
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光子翼(ゼーガペインが飛行するための翼)、武器までもが消え、アルティールは地面に半ば墜落の形で着地。
そこでキョウは……
キョウ「めんどくせえええええ!!!!」
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コアを直接殴って撃破。

ガルダは探査目標のデフテラ領域を発見。規模を計算して離脱します。


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キョウ「キス、したよな……。なんで……?」
シズノ「私と君は、そういう関係でしょう……?」

そうだったんだ!!

ルーシェン「今の彼は使えますよ。囮くらいには」
シマ「ふっ……」

それって褒めてるの!?
シマの表情にはなんとなく安心の色が見えます。



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PRビデオの撮影。
綺麗に飛び込んでみせたシズノに歓声が上がります。
しかし、誰も知らないはずの彼女は有名人。
シズノは「3年生」「一週間前に転校してきた」「美人なので一躍有名人」ということになっていました。
キョウはおかしな様子を指摘しようとしますが……
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シマ「コスモロジカル・コンスタント、安定したようだな」
ミナト「はい。システムにも異常ありません」

よく分からないことを話している二人を発見。
キョウはこの二人に大事な用事がありました。
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キョウ「生徒会長、廃部は撤回してくれよな。部員、集まりそうだからさ」
シマ「あ、ああ。集まったらねっ。検討するよ。ハハハハ……」

急に笑顔。声が高い。これが生徒会長シマだ。
「……下手な芝居だ」って言ってたけどお前も下手なのかよ!!
キョウ「……どういうノリだよ。」

コスモロジカル・コンスタントが何なのかははっきりと説明されませんが、元ネタはアインシュタインの宇宙定数みたいです。
「宇宙定数」は調べても1ミリくらいしか分かりませんでした。
コスモロジー」には「世界観」という意味があるそうです。
本来の意味での世界観は「人生観」に近いものですが、「舞台設定」みたいな意味で考えるとなんとなく掴めそうな気がします。


ウシオ「始まったのか。水泳部再興ってやつが」
ハヤセ「始まったのかねぇ」
カワグチ「……フンッ」

カミナギ「ミサキ先輩、笑顔ひとつくださーい」
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シズノは微笑みますが、その視線の先は……
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シズノ(……そう、始まったのよ……)
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シズノがカメラを見ていないことに気付くカミナギ
カミナギ「先輩。こっち」
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カメラにも笑ってくれてよかった……


シズノ、キョウは晴れやかな空を見上げて……
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キョウ(やっと、動いてくれたぜ)
動き始めた時計が重なる。
スポットライトが当たっているのはキョウとシズノですが、後ろにトミガイとカミナギもいます。



ED初お披露目。
OPの映像がよく変わるという話はしましたが、実はこの作品、EDもそうなんです。
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今回特徴的なのは水たまりに映るシズノ。
街が川の水に反射する場面もあったり、作中でも「ビルに映ったロボットの姿を見る」など、鏡のような効果が多く使われています。



うっそ、ゼーガペインってタイトルのゲームがあんのかよ!
何で俺初めてなのにサクサクできるんだ?
だから何なんだよ、この隠しメッセージは!
分かんないことだらけで頭爆発しそうだぜ!
けど一番分かんないのは、当たり前のように戦いに馴染んで、それを疑問にも思わなかった俺自身だ。
次回、ゼーガペイン「デフテラ領域」。
消されるな、この想い。

***
やっぱり長くなってしまった……!
頑張っていきましょう。